おかげさまをもちまして、本学会は10月2日のオンデマンド配信終了をもって全てのプログラムを無事終了いたしました。
昨年に引き続きオンライン学会となりましたが、計539名もの方々に参加登録をいただき、一般演題発表では45演題ものエントリーをいただくことが出来ました。
学会にご参加いただいた皆様、講師の皆様、協賛やご後援いただいた多くの皆様に心より御礼申し上げます。
岡山の地での学会開催に向けて準備委員会を発足したのは2019年12月でした。これまでの3年間は、現在も続くCOVID-19による世界的パンデミックの進展と重なるものとなり、多くの困難に翻弄され続けてきました。
そうした中で昨年度の第34回島根学会は、一年開催が延期されていた中国ブロック学会の火を再び灯すとともに、オンラインでの開催という新たな学会の形を示されました。
オンライン学会のもつ魅力と新たな可能性を追求することは、必ずや中国ブロック学会、そして私たちの学術活動を推進していくための財産になるという思いで、準備を進めて参りました。けっして平坦な道のりではありませんでしたが、新たな課題への「挑戦」は刺激的で、私たちにとって貴重な学びの機会になりました。
何かと行き届かない点もあったものと存じますが、この学会が皆様にとって、これからの歩みに繋がる有意義な機会となりましたら幸いです。
職域拡大と急速に進む社会情勢変化にどのように対峙するのか。この私たち共通の課題を議論できるのは、各専門分野の最新知見や先進的実践を横断的に知ることが出来る学際的で身近な学会である、この中国ブロック学会だと思います。
次回、第36回中国ブロック理学療法士学会は広島県理学療法士会のご担当です。
実に4年ぶりとなる対面開催で準備を進められており、画面越しではなく直接に皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
第36回中国ブロック理学療法士学会 高橋 真 学会長よりビデオメッセージを頂いております。
本会ホームページに掲載しておりますのでぜひご覧ください。